いまやロックとクラブミュージックの垣根というものは無いに等しい。こういうと誤解を招くかもしれないが、ロックの要素を取り入れたクラブミュージックが今の日本に新たな風を吹き入れている。ギターやベースやドラムといった生音を混ぜながらも、クラブミュージック寄りのサウンドにすることで、誰もが踊りたくなるような新時代ミクスチャーサウンドに変化を遂げる。Frontier Backyardの今作はまさにそんな踊れるナンバーが満載で、勢いとノリの良さを感じるタイトルにもそれが象徴されていると言えるだろう。軽やかに弾むように英詞を歌うヴォーカル、そして計算し尽くされたサウンド……確信犯的にニヤリと微笑む彼らの世界観に、一歩足を踏み入れればきっとあなたもこのダンスロックの虜になってしまうはずだ。そう、まるで得体の知れない爆弾を抱えているような驚きが詰まっている。
流行に踊らされるのではなく、彼らの実力と経験に裏付けされたバンドサウンドが基盤となって鳴らすニュータイプのクラブミュージックは、他の流行の音とは一線を超えている。
何よりも刺激を与えてくれる彼らのパワフルなサウンドは、お洒落なだけではない底知れないセンスが全体に溢れている。最前線の音楽を鳴らしている彼らの実験と冒険心とセンスがたっぷり詰まった一枚。かなりの勢いでへビーローテーション中です!!
(本文:オオキサエリ)
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