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Title : Grace Wastelands(written by shunsukermit)
Date : 2009.05.25 Monday / Category : -

00年代のイギリスを代表するであろう音楽家でありトラブルメイカーでもあるピーター・ドハーティーの初ソロ名義作。

思えば、あまりにも小ざっぱりとして、いかにも「インディーギターバンドでーす」という無個性な演奏だったベイビーシャンブルズの2nd。それに対して、「え・・・だからなに?」と激しく違和感を覚えたというのが、正直な感想である。もちろん、「ピーター」なんだからという理由でハードルは高い。

もしかすると、リバティーンズ時代のようなパンキッシュな曲を期待するかもしれない。しかし今作では、必要最低限のピアノやストリングス。そして、グレアム・コクソンの助けを借りた、ざっくりと目の粗いアコースティックを主体としたサウンド・プロダクション(その意味でシングル曲である2曲目はかなり浮いている。正直に言って収録しないほうがアルバムを通してのバランスが取れる。少なくともボーナストラックにすべきだ。)。そして、ピーターファンには御馴染みである、破綻する寸前の、あの愛すべき歌声。

そう、ここではピートの持つ天性のメロディーメーカーとしての剥き出しの才能が遺憾なく発揮されている。

そしてレールの上を走っていたはずなのに、気が付けば、いつの間にか脱線してどうにもこうにもならない。そんなピーターならではの文学的な歌詞もさえている。

ピーター・ドハーティーの純粋であるがゆえのデカダンな香りと、ロマンスで満ちている。彼のキャリアを通しての最高傑作だ。
(本文:shunsukermit)

http://www.emimusic.jp/intl/babyshambles/


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Title : Dummy/Portishead(written by ヨネ)
Date : 2009.05.25 Monday / Category : -

レディオヘッドが『The bends』をリリースしたころ、このアルバムを聴いて、「次の作品で自分たちがやろうとしてたことをまさに完璧にやられてしまった」と、地団駄を踏ませたというポーティスヘッドのデビュー作。

確かに『OK Comruter』のサウンドはこれと近い。だが、やはりレディオヘッドはロック・バンドである。ロックとエレクトロが融合することで暗いけども世界の広がりを見せ、トム・ヨークの浮遊感がさらに遠くへと広がって行く。対してポーティスヘッドはHIPHOPを核とした憂鬱なエレクトロと、それに合わさる Vo.ベスのジャジーで気だるい歌が閉塞感を感じさせる、というか身近な人間臭さを感じる。

このアルバム・ジャケットにしてもそうだが、ビョークとかのちょっとイッっちゃってる歌姫とよく名を並べられるベスだが、彼女の歌には別世界の人ではない人間味があり、ビョークやトム・ヨークとは違う身近な悲しみや孤独といった感情の深みを感じる。
本文:ヨネ

350万枚という大ヒットを飛ばし、イギリスの辛口雑誌からも大絶賛され、次作を作るのにあまりのプレッシャーで一切のプロモーションやインタビューを拒否してしまったベス。普通の、少しナイーブな人なら当然のこの行動もまた余計に別世界の人へと、彼女を仕立ててしまったのだろう。 

当時、日本に来日する予定だったのだが、ベスの体調不良により中止となってしまって以来、ツアーに日本は今のところ組み込まれていない。私たち日本人が一番、彼女の身近な憂鬱さを理解出来るような気がするんだけどな。


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Title : チープ・トリックに見る音楽の力(Written by Rosie)
Date : 2009.05.18 Monday / Category : -

昨年の11月に発売されていたチープ・トリックの"BUDOKAN!"DVDをようやく見ました。

ご存知のようにチープ・トリックはこの1978年の日本公演で人気に火がつき、その後本国アメリカで大ブレイクを果たしているので、この武道館公演は彼らにとっても原点と言えるわけです。また海外に「Budokan」の名を知らしめたのはこの時のチープ・トリック公演だとも言われます。

さて、ボーナストラックに入っているインタビューで彼らが言うには、当時の日本人女子たちの熱狂振りはものすごいものがあったそう。メンバーの乗る飛行機が着陸したときになぜか飛行機に向かって花を投げたり、ホテルの窓から一瞬見えたメンバーの姿に熱狂して周りを全く見ずに道路に飛び出しバスに轢かれたり、ライブ中、ステージに着陸しようと二階席から飛び降りたり(実際に一人が成功した人がいたそうな)と、それまでの彼らが体験したことのない熱狂振りに、随分と戸惑ったようです。

こういう話を聞くと、1960年年代から1970年代にかけての音楽が人々に及ぼした力、音楽が持っていた可能性、パワー、影響力、これに驚愕せずにはいられません。2009年の今、日本の少女達を二階席から飛び降りさせる力を持つバンドがいるでしょうか。ウッドストックのように40万人を集客する音楽イベントがあり得るでしょうか。80年代にはLive Aidがありましたが、あれも「チャリティ」の名を借りなければ開催できなかったわけで、音楽そのものの力はすでに弱っていたと言われています。

今は生活も豊かになり、娯楽は多様化し、音楽も一円も払わずともYoutubeで動画付きで24時間いつでもチェックできる時代。もちろんその恩恵は私自身も受けているわけで、とても便利な時代になりましたが、当時の若者が持っていた、音楽に対する熱意や思い入れは私達にはもうないような気がします。

こんなことを考えていると、いつも、あー、あと15年早く生まれたかったなーとぼやいてしまいます。15年早く生まれて、若いチープ・トリック、KISS、AC/DC、Queenなど偉大なバンドの初来日公演を見たかったなーと。

とブツクサ言っていても、まあもう後の祭りなので、仕方なく2009年も50歳を越えたオジサンたちのライブをせっせと見に行くわけですね。8月はチープ・トリック、9月には(チケットが取れれば)AC/DCのアメリカ二回目ツアーが待っています。70年代の少女達を見習って大暴れしてきたいと思います。
(本文:Rosie)

チープ・トリック


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Title : DISTRESS AND COMA/the GazettE(written by ヨネ)
Date : 2009.05.18 Monday / Category : -

カッコイイ!!ガゼットの3曲入りマキシ・シングルで、申し訳ないが1曲目と3曲目はすっ飛ばさしていただきます。2曲目の「HEADACHE MAN」がメチャクチャカッコイイ!!思いっきりラウドで、デス声ブチかます様なんてスリップ・ノット顔負けって言っても決して言い過ぎではないだろう。プラス、マンソンのキャッチーな部分をノリ良くブっ込んだ感じ。
 
本当に最近のヴィジュアル系ってとっても損をしてると思う。かつてのXだとかが、まさにヴィジュアル込みで他の誰とも違ったことをしたいと、新しい道を切り開いてきた結果生まれたこの“ヴィジュアル系”という言葉だったりブームだったはずなのに、その“ヴィジュアル”の部分だけを受け継いだバンドばかりがゾロソロと生まれ、ハッキリ言って全部同じにしか見えない。しかもその同じ“ヴィジュアル”のせいで、彼らの楽曲も聴く前から「どうせみんな同じようなものだろう」という先入観がどうしても拭えない。そのくせ“ヴィジュアル系”と括られることに腹を立てるのはまぁ、解るんだけど、大衆っていうのはそういうもんです。
 
ガゼットに関してもやはり“ヴィジュアル系”と一括りしていたのだが、なんとなく最近気になっていたのでタワレコで本作を試聴してみたところ、この2曲目にブッ飛んだ。こんなにレベルが高かったのかと。コレを機に“ヴィジュアル系”の括りを外して、他のバンドもとりあえずちゃんと聴いてみようと思いました。踊り狂うもよし、ヘドバンしちゃうもよし、中毒性の高いこの曲是非聴いて欲しい。“ビジュアル系”の固定概念、覆されます。
(本文:ヨネ

the GazettE


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Title : 消えたトランジスタラジオ(Written by おおさきかなみ)
Date : 2009.05.08 Friday / Category : -

やりたいことをやれ
おれたちは不死身だ

そんなメッセージを受け取った気がした。

いったいぜんたい80年代はどこにいってしまったんだろう。
トランジスタ・ラジオを聴きながらそんなことを思う。

個人的な話だが、商売柄よく「少年の心を持ったおっさんたち」と喋る。
小娘であるわたしは、おっさんたちに言うわけだ。
「清志郎がね、亡くなってしまいましたね。
フジロックフェスティバルに出演する予定だったのが、
キャンセルになって、
待ってたんですよ。
 “おかえりなさい”って言いたかったんですよ。」
って。
そんな戯言を、おっさんたちに喋っている。

それを聞いたおっさんたちは言うわけだ。
「考えちゃったな。おれもあと何年生きられるのかなぁ」

その一言は、
あまりにもリアルで
あまりにも重くて、
小娘は、ちょっと言葉を失った。

そのあとで、おっさんたちは言う。
「おれなんて、先は長くねえんだ!
だから好きなものを買うの!
高いギターも買うの!
死ぬ前に買うの!!!」

まったく。
ちょっと笑ってしまった。
やりたいことをやっているおっさんは、
いい顔をしている。

いい顔をして、いい人生を送ってほしい。
年長者に向け、心の底からそう思う。
「かっこいいぜ、おっさん」と
わたしはそう思う。

トランジスタラジオを見なくなった。
平成生まれは20歳になった。
忌野清志郎はいなくなった。
本文:おおさきかなみ

忌野清志郎


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Title : Sailing free/OLIVIA(Written by ヨネ)
Date : 2009.05.08 Friday / Category : -

“ファンタジー・ロック”全開!!

毎回思うのだが、彼女の“おとぎワールド”は時空を超えたどこかに本当に存在しているんじゃないだろうか?彼女の作品に触れる度に、「こっちにおいでよ」と、夢の溢れる国へこのおてんばなお姫様が手招きしているような気がしてならない。 

キュートなエレクトロ・ポップで弾けた前作『TrinkaTrinka』から約半年ぶりとなるOLIVIAの3曲入りマキシ・シングル。プロデューサーに TourbillonのINORANとH.Hayamaを迎え、ストレートなロック・サウンドに乗せてOLIVIAのキュートで力強いヴォーカルが気持ち良さそうに伸びる。人生に起こるすべてのことに意味があるのだから、全部楽しんじゃえ!!と歌うこの曲には、どんな壁にぶちあたっても前に進み続けることを誓った彼女の強い意志がキラキラと輝いている。続く「Love Love Love」でのピアノ・バラードを美しいメロディで切なく歌い上げる彼女の変貌っぷりには脱帽。

初回版には「Sailing Free」のPVとメイキング映像が収録されたDVDが付くのだが、昨年10月に渋谷WOMBで行われたライブで使用されたこのメイキングが最高。いかにもOLIVIAらしい、キュートでハッピーな映像となっている。 

あぁ、一度でいいから“おとぎワールド”に行ってみたい。同じ夢の国でもディズニーランドよりもっともっと楽しそうじゃない?ディズニーランド行ったことないからわかんないけど…… 
本文:ヨネ

OLIVIA


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Title : Local Busを聴きながら(Written by こおろぎ)
Date : 2009.05.08 Friday / Category : -

例えば、今最前線で御活躍中のスーパースターが5年間もリリースから遠ざかったならどうなるだろうか。よほどの逸材でない限り、大概の場合流れる時代と共に消えていくのがオチだ。中途半端なヒットに恵まれたおかげで、その影を引きずりながら惨めに消えてゆくことも少なくない。か、その前に引導を渡されるだろう。
その点で言えばLocal Busは、移籍はあったものの未だメジャー契約を続け音楽制作に勤しんでいる。これは素晴らしい事だと思う。音楽の力よって人が動いているという気がしてくる。

Local Busから作品が届いたのは04年3月が最後。それ以降、リリースはパッタリと止まっている。解散したわけではなく、休止状態にあるわけだが(修行中とのこと)、露出の少ないアーティストゆえにその動向もほとんど掴めない。ブログに数曲デモ音源がupされているものの、その生活っぷりからはビジネスの匂いはしてこない。

現在のスナフキンのような状態に不安を覚えつつも聴いているのは、唯一のフルアルバムにしてコンセプトアルバム「椋鳥ロビン」。Vo.野見山睦未のそよ風のような歌声と、アコースティックな音色が紡ぎだす優しいフォルムの作品である。
ヒナ鳥が巣から飛び立つ瞬間、広がる世界への期待と同時に、広すぎる空への不安に支配される。それでも僕らはぎこちない羽ばたきのままだろうと、その不安に飛び込んでゆかなければならない。そんな心の弱さと時間の残酷さを奏でる13の詩。どんなときに聴こうが、スッと心の隙間に入り込んでくる。中でもその闇をポップに彩ったM8「キャシーM」は曲者だ。

そうやって次の便りを待つ間は旧作を聴き続けるわけだが、はっきり言って、飽きない。むしろ聴き続けるごとに馴染んでゆく。もしかしたらこれは「待つ」という行為に値しないのかもしれない。それほどに、飽きない。
そんな素晴らしい音楽だけが僕とLocal Busとを繋ぎ続けている。これほど信頼できる関係はないと思う。
本文:こおろぎ

Local Bus


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